ストレートネックと聞くと「首の問題」というイメージを持つ方が多いですが、実際には肩甲骨の奥が痛い、背中の一部が動かしづらいといった症状を訴えるケースも少なくありません。特にデスクワークやスマートフォンの使用時間が長い人ほど、首と肩甲骨の両方に違和感を抱えている傾向がみられます。
近年は「肩甲骨はがし」という言葉が広まり、肩甲骨を動かせば痛みが改善するのではないかと考える方も増えています。しかし、ストレートネックが関係している場合、肩甲骨だけに注目した対処では十分な改善が得られないこともあります。
ストレートネックと肩甲骨の痛みの関係性を整理し、肩甲骨はがしの考え方や注意点、さらに専門的な視点からの対応について解説します。痛みの原因を正しく理解し、今後の対処を考えるための判断材料としてお役立てください。
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目次
ストレートネックと肩甲骨の痛みは本当に関係しているのか
結論として、ストレートネックと肩甲骨の痛みは無関係とは言い切れません。
首の配列や動きに問題が生じることで、肩甲骨周囲の筋肉や関節に負担が波及し、痛みや違和感として現れるケースがあるためです。
特に、検査で大きな異常が見つからないにもかかわらず肩甲骨の奥に痛みを感じる場合、首の状態が影響している可能性も考えられます。そのため、肩甲骨の痛みを考える際には、首の状態を含めた全体的な視点が重要になります。
ストレートネックとはどのような首の状態か
本来、首の骨(頸椎)は前方へ緩やかなカーブを描き、頭の重さを分散しながら支える構造になっています。しかし、うつむいた姿勢が長時間続くと、このカーブが失われ、首がまっすぐに近づく状態になることがあります。
この状態がいわゆるストレートネックで、首や肩の筋肉に常に緊張がかかりやすくなります。見た目では分かりにくくても、動かしづらさや疲労感として日常生活に影響を及ぼすことがあります。
首のカーブ異常が全身に影響を及ぼす理由
首は頭部と体幹をつなぐ重要な部位であり、姿勢や動作のバランス調整に大きく関与しています。ストレートネックによって首の可動域が低下すると、肩や背中、肩甲骨の動きまで連動して制限されやすくなります。
その結果、本来分散されるはずの負担が一部に集中し、肩甲骨周囲の筋肉や関節が過剰に働くことで、痛みや違和感として自覚されることがあります。
肩甲骨周囲に負担が集中しやすくなる仕組み
ストレートネックの状態では、頭が前に突き出た姿勢になりやすく、それに伴って肩が内側へ巻き込みやすくなります。この姿勢が続くと、肩甲骨が本来の位置から外れ、動きが悪くなる傾向があります。
肩甲骨の可動性が低下すると、特定の筋肉や関節に負担が集中し、鈍い痛みや動作時の不快感として現れることがあります。単なる肩こりとは異なる痛みを感じる場合は、首との関連も視野に入れて考えることが重要です。
肩甲骨が痛い人に多くみられる身体の特徴
肩甲骨の痛みを訴える人には、いくつか共通した身体的特徴がみられます。単に筋肉が硬いというだけでなく、姿勢や関節の使い方に偏りがあるケースが多いのが特徴です。そのため、マッサージなどで一時的に楽になっても、すぐに痛みが戻ることがあります。
特にストレートネックが関係している場合、肩甲骨単体ではなく、首から背中にかけての連動性を含めて身体を評価することが重要になります。
長時間のデスクワーク・スマホ姿勢による影響
デスクワークやスマートフォン操作が長時間続くと、頭が前に出た姿勢が習慣化しやすくなります。この姿勢では首から肩、肩甲骨周囲の筋肉が常に引き伸ばされた状態となり、緊張が抜けにくくなります。
その結果、肩甲骨周辺に重だるさや奥深い痛みを感じやすくなり、動かしたときに違和感が出るケースも少なくありません。姿勢の影響は自覚しにくく、慢性化しやすい点も注意が必要です。
筋肉の緊張だけでは説明できないケース
肩甲骨の痛みがある場合、「筋肉が硬いから」と説明されることも多いですが、実際には関節の動きや神経の働きが関与していることもあります。特にストレートネックがあると、首から背中にかけての動きが制限されやすくなります。
このような場合、筋肉をほぐすだけでは十分な改善が得られず、動かしにくさや痛みが残ることがあります。原因を正しく見極めることが、改善への第一歩となります。
ストレートネックが肩甲骨の痛みを引き起こす原因
ストレートネックがあると、首本来のクッション機能が低下し、その影響が肩や背中へと波及しやすくなります。その結果として肩甲骨周囲に過剰な負担がかかり、痛みが生じるケースがみられます。
ここでは、ストレートネックがどのような仕組みで肩甲骨の痛みにつながるのかを整理します。
首から背中にかけての連動性の低下
首・背中・肩甲骨は連動して動く構造をしています。ストレートネックになると、首の動きが制限され、この連動性が低下します。
すると、本来首で吸収されるはずの負担を肩甲骨周囲が補う形となり、動かすたびに違和感や痛みを感じやすくなります。
肩甲骨周囲の関節や筋膜の動きの問題
肩甲骨は肋骨の上を滑るように動く構造ですが、姿勢不良が続くと、この滑りが悪くなります。特にストレートネックがあると、肩甲骨周囲の筋膜や関節の動きが制限されやすくなります。
動きが悪い状態で使い続けると、痛みや張り感として症状が現れることがあります。
痛みが慢性化しやすい人の共通点
ストレートネックによる肩甲骨の痛みが長引く人には、姿勢のクセや生活習慣が固定化している傾向があります。同じ姿勢を長時間続ける、運動量が少ないといった点が共通しています。
これらが重なることで痛みが慢性化しやすくなるため、早い段階で身体の使い方を見直すことが重要です。
肩甲骨はがしでストレートネックは治るのか
肩甲骨はがしは、肩甲骨周囲の筋肉や筋膜を動かし、可動性を高めることを目的とした手技です。一時的に痛みが軽減するケースもあり、有効に感じる人もいます。
ただし、ストレートネックが根本にある場合、肩甲骨だけへのアプローチでは再発しやすい点に注意が必要です。
肩甲骨はがしの目的と一般的な効果
肩甲骨はがしの目的は、肩甲骨周囲の動きを改善し、血流や柔軟性を高めることにあります。動かしづらさが軽減する感覚を得られる人もいます。
しかし、首や背骨全体のバランスが整わなければ、長期的な改善につながらないこともあります。
一時的に楽になる人と改善しにくい人の違い
一時的な筋緊張が原因の場合は効果を感じやすいですが、ストレートネックや姿勢の崩れが強い人は元に戻りやすい傾向があります。
そのため、背景にある原因を見極めた対応が重要です。
ストレートネックがある場合の注意点
ストレートネックがある状態で強い刺激を加えると、首や肩への負担が増すことがあります。痛みが強い場合は無理な自己流ケアを避けることが大切です。
イアス整骨院のストレートネックへの対応
イアス整骨院では、ストレートネックに対して首だけを施術対象とせず、身体全体のバランスや動きの連動性を重視した対応を行っています。肩甲骨の痛みがある場合でも、首・背中・骨盤など複数の部位の関係性を確認し、どこに負担が集中しているのかを丁寧に評価します。痛みの出ている場所だけに着目しないことで、症状の背景にある要因を整理し、無理のない改善を目指すことを大切にしています。
原因を見極めるための評価と検査
施術前には、姿勢のクセや関節の可動域、痛みが出る動作などを細かく確認します。どの動きで負担が増しているのかを把握することで、必要以上に刺激を加えない施術計画を立てることが可能になります。ストレートネックが肩甲骨の痛みにどう影響しているのかを整理し、一人ひとりの状態に合わせた対応を行うことが、改善への重要なステップとなります。
関節包内調整を中心とした手技療法
イアス整骨院では、関節の動きを妨げている要因に着目し、関節包内調整を中心とした手技療法を行っています。強い力で矯正するのではなく、関節本来の動きを引き出すことを目的としているため、身体への負担が少ないのが特徴です。首や肩甲骨の動きが改善することで、周囲の筋肉にかかる負担が軽減し、結果として痛みの緩和につながるケースもあります。
温熱療法・衝撃波など物理療法の活用
症状や身体の状態に応じて、温熱療法や体外衝撃波などの物理療法を併用することがあります。これらは、硬くなった組織の回復を促し、手技療法の効果を高める目的で用いられます。あくまで補助的な位置づけとして活用し、手技療法と組み合わせることで、ストレートネックに伴う肩甲骨の痛みに対して、より安定した改善を目指していきます。
改善までの期間と来院頻度の目安
ストレートネックによる肩甲骨の痛みは、発症からの期間や生活習慣によって改善までの経過が異なります。そのため、一度の施術で完全に治ると断定することは難しく、段階的に変化を確認しながら進めていくことが一般的です。症状の強さや身体の反応を見ながら、無理のないペースで施術計画を調整していきます。
初回施術で重視するポイント
初回施術では、痛みの原因や身体の使い方を把握することを重視します。施術前後での動かしやすさや違和感の変化を確認し、今後どのような対応が必要かを整理します。また、状態について丁寧に説明することで、不安を軽減しながら施術を進められるよう配慮しています。初回は評価と説明に時間をかけることが多い点も特徴です。
症状の段階に応じた通院ペース
症状が強い時期には、身体の反応を確認する目的で、週に1〜2回程度の通院が提案されることがあります。状態が落ち着いてきた段階では、通院間隔を徐々に空け、改善した状態を定着させていきます。来院頻度は一律ではなく、生活環境や身体の変化に合わせて柔軟に調整されるため、無理なく継続しやすい点も重要です。
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交通事故施術
当院は交通事故で多い捻挫・打撲など軟部組織損傷の処置を得意としており、連携している病院の紹介や併院も可能です。
自賠責保険や交通事故に強い法律事務所の無料相談も対応可能です。
安心してお任せください。
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整骨院で保険施術を受ける際に、役に立つ情報をお伝えします。
ケガしてしまった、交通事故にあってしまった、というときに、保険施術を受ける際の流れについてもご説明します。
手技療法(関節包内調整)
手技療法とは、その行為を施術者の手で皮膚または衣服の上から行い、患者様の身体にさまざまな刺激を与えることです。
人間が本来持つ、病気やケガを治そうとする自然治癒力を活性化させる働きがあります。
INDIBA activ療法(温熱療法)
INDIBA activとは、スペイン製の高周波温熱機器です。
捻挫・肉離れ・骨折などに損傷直後から施術が可能です。
スポーツ選手の早期復帰から、日常生活での痛みの改善まで、幅広い効果が期待できます。
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当院のコンセプトとして「整えて機能させる」があります。
整えて、可動域が出てきたらその方に必要なエクササイズ、ストレッチなどのセルフケアを含む運動療法を提案し、段階的にサポートさせていただきます。
固定療法(ギプス・シーネ)
固定療法は、骨折など急性期の大きなケガに対して「安静」を保ち、回復を早める効果を発揮します。
完全に固定すると不便な方には、限定的に動きを制限しながらも痛みの出ない、再発の少ない固定もできます。
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超音波エコー検査は、レントゲンでは異常がみられない痛みなどに有用な検査で、子どもから高齢者まで安心して受けられます。
肉離れや捻挫、スポーツ障害などの症状を「見える化」し詳細に把握することができます。
体外衝撃波(ショックウェーブ)
体外衝撃波(ショックウェーブ)は、身体への負担が少なく、子どもから高齢者まで安全かつ有効な施術です。
今まで手術が必要だった病気に対して、手術をしない選択肢として世界中で使用されている実績があります。
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イアス整骨院
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