手技療法で
自然治癒力の向上を
手技療法は、いつも皆様の身近にある施術方法です。
例えばご自身でも、筋肉が張っていたり全身に疲れが溜まっていたりするときに、その箇所を揉んだり、こすったり、押したりすると、気持ちがいいかと思います。
手技療法とは、その行為を施術者の手で皮膚または衣服の上から行い、患者様の身体にさまざまな刺激を与えることです。
そうすることによって、人間が本来持つ、病気やケガを治そうとする自然治癒力を活性化させる働きがあります。
当院の手技療法は関節包内調整と呼ぶこともある施術で、スポーツや仕事や勉強、家事など、さまざまな場面で身体の不調を覚えている多くの方に喜ばれている施術です。
それでは、手技療法(関節包内調整)は、身体に具体的にどのような効果を与えるのでしょうか。
このページでは、手技療法(関節包内調整)の主な効果とされているものをご紹介していきます。
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目次
このようなお悩みはありませんか?
- 腰痛や肩こりを緩和したい
- 身体の姿勢矯正がしたい
- スポーツによるケガから回復したい
- 慢性的な痛みを緩和したい
関節包内調整(手技療法)の特徴について
関節包内調整とは
身体の不調に対して徒手(道具を使わず手のみ)で施術を行うことを分かりやすく手技療法といいます。
手技療法の中にもさまざまな呼び名がある施術がありますが、当院では関節包内調整という施術をおこなっています。
関節包内調整を詳しく説明する前に、身体の仕組みについて少しお話します。
◆関節包とは
人が日々の生活のために身体を動かすにあたって関節がさまざまな動きを可能にしています。
そのすべての関節には関節包と呼ばれる組織があります。
関節包とは関節を包んでいる袋状の組織で、関節の安定性・動きやすさを維持するためのとても大切なものです。
◆関節包内調整
関節包内調整は、関節を包んでいる関節包にアプローチしていく施術です。
この関節包の中で骨が正常に動いているかなどを手のひらと指先の繊細な感覚を頼りに感じ取っていき、押す・つまむ・こするなどをしていきます。
手によるさまざまなアプローチを施していき、関節包内の動きを正常に戻していくことを目指します。
手技療法とは
手技療法とひと言にいってもひとつではなく、多くの方法が集まった総称です。
痛みやしびれや張りなど、さまざまな症状に合わせて、異なった方法で施術をしていきます。
次に、手技療法は具体的にどのような場面で使われて、どのような種類があるのかをご説明します。
お読みいただくと、手技療法には多くの効果が期待できることがわかります。
◆手技療法とは
整骨院でよく使われる手技療法の特徴についてご説明します。
●道具は使用しない
手技療法は昔、「療術」と呼ばれていたもので、名前の通り「手の技」いわゆる一切の薬や道具を使わずに手で施術を行うことを言います。
また、その行為自体に決まった定義はありません。
資格は国家資格、民間資格に分かれており、おもに柔道整復師などの国家資格を持った術者が行います。
●全身に行うことがある
手技療法は、全身に行うことにより、心地良い感覚を与え、筋肉などの緊張や疲れを和らげ、全身を整えていきます。
また、コリや痛みなどが取り除かれることにより、内臓などの働きも整えられていき身体の不調を軽くしていきます。
●症状の改善を図る上でベースとなる
柔道整復師などの施術者が患部に直接触れて、熱を持っているかどうかなどの皮膚や筋肉の状態を確認したりなど、手技療法で得られる情報は多いです。
施術者の豊富な知識と経験により、不調で悩まれている方との高いコミュニケーション能力を発揮しながら行えるため、症状の原因を見きわめ、改善を図るベースとなります。
◆手技療法の方法
手技療法にはこする・揉む・叩く・ふるわせる・押すといった刺激を与える方法があります。
ここでは、6種類の手技療法をご紹介します。
●強擦法(きょうさつほう)
硬くなった筋肉や筋をこすりながら強く押す方法です。
手のひらを患部に深く押しつけるようにします。
効果としては、炎症が起こったときに血管から組織内へと出される、滲出物(しんしゅつぶつ)と呼ばれる血液中の白血球やたんぱく質などの集まりを散らしたり、患部の組織をやわらかくほぐしたりして、炎症による癒着をはがして、可動性を回復させると言った働きがあります。
● 軽擦法(けいさつほう)
手のひら、親指、二本指、四本指などを患部に密着させ、背骨に沿って平らに軽くこする方法です。
手のひら全体をつかった軽擦法では、長く大きなストロークで背中や足をこすっていきます。
こうすることで、筋肉の深いところまでアプローチし、コリをほぐしたり血液やリンパの循環を促したり、ホルモンの分泌をよくするため、健康の維持・促進の効果が期待できます。
●叩打法(こうだほう)
リズミカルに軽く叩く方法です。
指先や手のひらなどを用いてリズミカルに叩くことで、毛細血管を拡張させ血のめぐりを良くしていきます。
短くソフトに叩けば、血行および神経の働きが活発化し、長く強めに叩けばリラックス効果があり神経を鎮静させます。
軽くにぎった状態の手のひらで、痛みがないように叩くのがポイントです。
●圧迫法(あっぱくほう)
指の頭、手のつけ根などを使って圧迫し、刺激を加える方法です。
身体の痛みや疲労、筋肉のコリを対象に行います。
特に、痛みを軽くし、興奮した神経を鎮める効果が大いに期待できる手技になります。
●振せん法(しんせんほう)
手のひらや指の端を使い、骨に向かって垂直に圧迫しながら、バイブレーターのように筋肉全体を震わせます。
血管を拡張し、静脈の血流が促進されるので、神経や筋肉の機能を高め、麻痺やしびれの緩和に効果的です。
●揉捏法(じゅうねつほう)
手のひら、親指、二本指、四本指などで、患部の筋をつかむようにしながら、筋肉を揉みほぐします。
一般的にマッサージをイメージした際に、思い浮かべられる施術が揉捏法です。
おもに筋肉に作用し組織の新陳代謝を促すため、疲れを取り、痛みや違和感を改善していきます。
手技療法の効果・メリットについて
手技療法の効果・メリット
手技療法は、痛みだけではなく、身体で起こるさまざまな不調に対して、効果が期待できます。
また適応症状も多くあり、生活で頑張りすぎて痛めた身体をなんとかしたい方のためにも欠かせない存在になっています。
次に、手技療法の具体的な効果についてご説明します。
ご自身のつらい長引く症状にも、手技療法が効果を発揮できるかもしれません。
◆手技療法の効果・メリットについて
手技療法のおもな効果について、ご説明します。
●即時性
手技療法は、血行改善・新陳代謝を促進し痛みやコリ、神経痛による症状の緩和を直接図るため、 すぐに効果を感じやすいメリットがあります。
●腫れの軽減
例えば、ケガの急性期(ケガをしてすぐの期間)は、組織が破壊されて炎症が起こり、腫れによりリンパ液や体液が停滞し、さらに神経、血管を圧迫し痛みを増大させる可能性があります。
この際、軽擦法などの手技療法を行うと、炎症や腫れが軽減する効果が期待できます。
●可動域改善
手技療法では、筋肉だけではなく、脊椎や関節へのアプローチを行います。
そのため、関節の柔軟性や可動域も本来の健全な状態に改善します。
それにより筋肉、関節のバランスを修正し、血流やリンパの循環にもつながります。
●しびれの緩和
手技療法では、症状が現れている部分だけでなく、原因となる場所や関連する神経組織まで行うため、 血行改善・新陳代謝を促進し、痛みや神経痛によるしびれの症状の緩和を図ります。
さまざまな効果が期待される手技療法ですが、適応症状も多くあります。
また、行ってはいけない場合もありますので、施術を受ける際は、カウンセリングの際にしっかりとご自分の症状を伝えることが重要です。
それでは、次におもな手技療法の適応症状をご紹介します。
◆適応症状
●外傷・スポーツ障害
スポーツ中の一度の大きな衝撃で起こるケガのことをスポーツ外傷と言います。
また、スポーツ障害とは、運動によって過度の負担が繰り返しによって蓄積されて起こる症状を言います。
それらのつらい症状の緩和や受傷後の復帰を早めるために手技療法で施術を行います。
●明確な原因がない症状
特に原因が明確でなく、一般的な検査を行っても異常がない原因不明な不調が起こる場合があります。
このことを、非特異的症状と呼びますが、このような原因不明な不調の改善についても効果を発揮するケースが多く見られます。
●慢性痛
痛みがおさまりにくく長引いているものを慢性痛と呼びますが、慢性痛は、痛みが長引くことによる神経伝達物質の異常などが原因だとも言われています。
特に、筋膜の異常が原因となって痛みやしびれを引き起こす筋膜性の慢性痛にも手技療法は効果が期待されております。
また手技療法で姿勢の歪みと関節の柔軟性、または機能性の改善を目指すことにより、引き金となる不調原因の追求にも役立ちます。
イアス整骨院の【手技療法】
当院では手技療法を大切にしています。
人の手の感覚は鋭く、訓練するとさらに手からいろいろな情報を吸い上げます。
施術者は特にこの感覚が優れており、触れることで熱や腫れを感じ取ります。
揉んだり、引っ張ったり、叩いてみたり、圧をかけてみたり、動かしてみたりすることで組織の異変をくみ取ったりします。
この情報を医学的な知識と結びつけることで、施術者は患者様の状態を見きわめていきます。
また施術に関しては、施術前と施術後の痛みや可動域、硬さやこわばりや動きなどの変化があるかないかを確かめていきます。
さまざまな段階でアプローチがありますが、当院が得意とするのは関節包内調整(関節の調整)となります。
各関節には関節を包む膜があり、関節の近くでは関節包と呼ばれています。
筋肉を包んでいる筋膜と似た組織であり、ここにも毛細血管と痛みの感覚センサーがたくさんあり、痛みの原因となります。
関節包内調整は機能障害を起こしている関節に有効です。
画像検査などで関節内に特に異常が認められず、痛みをおもな症状としたものに効果があります。
・定期的に繰り返すぎっくり腰
・ストレートネック
・足部の関節の不具合
・背中の痛み
・長引く交通事故後の首の痛み
・噛んだときのあごの痛み
などは関節の機能異常が原因かもしれません。
徒手によりゆるやかな刺激で関節の周りを支持する靭帯や筋の過度な緊張をほどき、関節ひとつひとつに失われた動きを与えていきます。
そして各関節が正常に機能し運動連鎖するように調整していきます。
動きを忘れた関節が数分後、なめらかな動きを取り戻します。
著者 Writer
- 大石 準一
(オオイシ ジュンイチ) - 【所有資格】 柔道整復師
【生年月日】 1973年
【血液型】 O型
【出身】 静岡県
【趣味】 アコースティックギター、ランニング (フル、5回出場)、温泉
【得意な施術】 スポーツ外傷・障害、筋膜調整、関節調整
◎◎ご来院されるお客さまへ一言◎◎
数ある整骨院の中からイアス整骨院をお選びいただいてありがとうございます。
当院は医療と代替医療をあわせ持つ整骨院です。
特にスポーツ外傷や長引くスポーツ障害。
薬や注射、電気などでなかなか改善しない症状をお持ちの方、ぜひ一度ご予約のうえご来院ください。
施術一覧
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交通事故施術
当院は交通事故で多い捻挫・打撲など軟部組織損傷の処置を得意としており、連携している病院の紹介や併院も可能です。
自賠責保険や交通事故に強い法律事務所の無料相談も対応可能です。
安心してお任せください。
保険施術
整骨院で保険施術を受ける際に、役に立つ情報をお伝えします。
ケガしてしまった、交通事故にあってしまった、というときに、保険施術を受ける際の流れについてもご説明します。
手技療法(関節包内調整)
手技療法とは、その行為を施術者の手で皮膚または衣服の上から行い、患者様の身体にさまざまな刺激を与えることです。
人間が本来持つ、病気やケガを治そうとする自然治癒力を活性化させる働きがあります。
INDIBA activ療法(温熱療法)
INDIBA activとは、スペイン製の高周波温熱機器です。
捻挫・肉離れ・骨折などに損傷直後から施術が可能です。
スポーツ選手の早期復帰から、日常生活での痛みの改善まで、幅広い効果が期待できます。
運動療法
当院のコンセプトとして「整えて機能させる」があります。
整えて、可動域が出てきたらその方に必要なエクササイズ、ストレッチなどのセルフケアを含む運動療法を提案し、段階的にサポートさせていただきます。
固定療法(ギプス・シーネ)
固定療法は、骨折など急性期の大きなケガに対して「安静」を保ち、回復を早める効果を発揮します。
完全に固定すると不便な方には、限定的に動きを制限しながらも痛みの出ない、再発の少ない固定もできます。
エコー検査機
超音波エコー検査は、レントゲンでは異常がみられない痛みなどに有用な検査で、子どもから高齢者まで安心して受けられます。
肉離れや捻挫、スポーツ障害などの症状を「見える化」し詳細に把握することができます。
体外衝撃波(ショックウェーブ)
体外衝撃波(ショックウェーブ)は、身体への負担が少なく、子どもから高齢者まで安全かつ有効な施術です。
今まで手術が必要だった病気に対して、手術をしない選択肢として世界中で使用されている実績があります。
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