慢性的な頭痛にお困りではありませんか?
慢性的な頭痛で長年悩んでいる方、その頭痛は頭のまわりや首の後ろから肩、背中にかけての痛みではありませんか?
この症状は、日本人の頭痛の中で最も多い緊張型頭痛で、15歳以上の日本人の、およそ5人に1人が悩んでいる頭痛です。
緊張型頭痛のような慢性的な頭痛は、働き盛りの方に多く、ひどくなると頭痛だけではなく、吐き気や眩暈、肩こりなどにつながることもあり、少しでも改善したいものです。
ですが一言で頭痛といっても、その原因はさまざまで、対処法も異なります。
原因が分からないまま対処をしてしまうと、かえって痛みが悪化するなど、逆効果にもなりかねません。
今回こちらの記事では、日本人の多くが抱えている慢性的な頭痛について、日常でも行える対処法をご紹介します。
医療機関に行ってもなかなか改善されない方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
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目次
こんなお悩みありませんか?
- 慢性的な頭痛で悩まされている
- 頭痛にともなう吐き気や眩暈、肩こりがひどい
- 日常生活の改善で頭痛を緩和したい
- 頭痛の対処法や予防法を探している
頭痛の原因や症状について
頭痛には、大きく分けて、頭痛自体が病気の症状である「一次性頭痛」と、病気が原因で引き起こされる「二次性頭痛」の2つがあります。
一次性頭痛の中でもおもに「3大慢性頭痛」と呼ばれる頭痛についてご説明します。
緊張型頭痛の特徴とおもな原因
慢性的な頭痛には、おもに、頭のまわりの筋肉が緊張して痛む「緊張型頭痛」、脳の血管が拡がって痛む「片頭痛」、まれにみられる「群発頭痛」があり、あわせて3大慢性頭痛と呼ばれています。
まずは、日本人の頭痛の中で最も多い「緊張型頭痛」のメカニズムや原因についてご説明します。
緊張型頭痛は、首や肩の筋肉、頭の筋肉などが緊張し血行不良となることで起こるといわれています。
血行不良となった結果、筋肉の中に老廃物がたまり、周囲の神経が刺激されて起きる痛みです。
また緊張型頭痛は、ストレスが大きく関わっているといわれ、 働き盛りの年齢に最も多いのが特徴です。
緊張型頭痛が起こりやすい原因としては、下記のものが挙げられます。
・デスクワークなど長時間うつ向いた姿勢を続けたりする
・環境の変化による精神的ストレス
など
片頭痛の特徴とおもな原因
次に「片頭痛」についてご説明します。
片頭痛も緊張型頭痛と同じくよくみられる頭痛で、頭の片側または両側のこめかみ付近に拍動性(ズキズキと脈打つような)の痛みが繰り返し起こり、吐き気をともなうこともあります。
原因については諸説あり、今も研究がされていますが、現在では三叉神経が刺激されて起こるという説が有力です。
三叉神経は以下のような原因により、拡張した血管が触れることで刺激されると考えられています。
・ストレス
・睡眠のとり過ぎ
・高血圧
など
また、遺伝的な体質も関係していると考えられています。
群発頭痛や他の頭痛の特徴とおもな原因
「群発頭痛」は、圧倒的に男性に多い頭痛といわれており、20代後半〜40代くらいの働き盛りの方に起きることがあります。
どちらか片方の目の奥が激しく痛むのが特徴で、年に数回から数年に1回くらいの頻度で起こります。
原因については、残念ながらまだはっきりとはしていません。
また、緊張型頭痛・片頭痛・群発頭痛の3大慢性頭痛に加えて、近年、第4の慢性頭痛といわれているのが「後頭神経痛」です。
後頭神経痛は、スマホやパソコンの普及により増えてきた頭痛です。
画面を見る際の首や上半身を前屈させる不良姿勢により、首の神経(後頭下神経など)が刺激されて、出口が狭まることで痛みが出るといわれています。
最後になりますが、片頭痛や緊張型頭痛のような慢性的な頭痛と違って、一時的な頭痛の場合、 意外な原因が潜んでいることもあります。
意外な原因の1つとして、脱水が考えられます。
お酒を飲んだあとに頭痛がするのは、脱水が原因の可能性が高いといわれています。
また熱中症による脱水をともなう熱疲労の代表的な症状に、頭痛があります。
慢性的な頭痛のおもな症状
次に、日本で慢性的な頭痛の多くを占める「緊張型頭痛」「片頭痛」のおもな症状について、詳しくご説明します。
◆緊張型頭痛のおもな症状
・後頭部周辺を中心に両側がじんわり痛む
・重苦しい感じや頭をベルトで締めつけられているような痛みがある
・頭痛以外に、首や肩、後頭部のこり、めまいなどをともなうことがある
上記のように、緊張型頭痛は動いてもひどくはならないため、日常生活に大きな支障がないのが特徴です。
次に、片頭痛についておもな症状をご説明します。
◆片頭痛のおもな症状
片頭痛の前兆として現れることがあるのが、閃輝暗点(せんきあんてん)があります。
視野の中にチカチカと光が出現する現象が起きることをいいます。
多くの場合、これが数分~数十分程度続き、治まった後に片頭痛の症状が起こることがあるため、片頭痛の前兆の1つとされています。
・片側あるいは両側のこめかみから目のあたりに痛みがでる
・痛みが拍動性である(ズキズキと脈打つように痛む)
・頭を動かすと痛みが悪化するため、寝込んだりして生活に支障をきたしやすい
・吐き気がしたり、実際に吐いたりする
・頭痛発作が起きると、光や音に耐えられなくなる
片頭痛発作は通常4~72時間ほど続き、片側の拍動性頭痛が特徴です。
頭痛の程度は中等度~高度で日常生活に支障をきたすことがあります。
また、階段の昇降など日常的な運動により頭痛が増強しやすいことも特徴のひとつです。
「一次性頭痛」と「二次性頭痛」
また、頭痛には「一次性頭痛」と「二次性頭痛」があります。
今までお伝えしてきた中でも、ストレスや生活習慣、姿勢などがきっかけで起こった頭痛を、一次性頭痛といいます。
一方、病気などの原因によって引き起こされる頭痛を二次性頭痛といいます。
特に見逃すと危険性が高く、医療機関のもとできちんと治療を受ける必要がある病気としては、以下のようなものがあります。
・くも膜下出血
・脳腫瘍
・慢性硬膜下出血
・高血圧性脳症
・副鼻腔炎
・うつ病
など
次の症状が出た場合で、なんらかの原因もなくつらい頭痛が続くようでしたら、早めに医療機関に行ってください。
・今まで感じたことのない痛み
・突然痛みが出て、どんどんひどくなる
・頭痛が何度も起こり、最初と比べて痛みが強くなっているように感じる
・頭痛とともにめまいや吐き気、嘔吐などがあらわれてきた
など
頭痛の対処法・予防法について
緊張型頭痛の対処法・予防法
それでは次に「緊張型頭痛」の対処法と予防法をご紹介します。
緊張型頭痛の原因は身体的・精神的ストレスによるものが多いのですが、 緊張型頭痛のようにみえても、別の病気が隠れていることがあります。
医師の診察の結果、特に異常がなければ、ストレスケアに切り替えをしていきましょう。
生活のリズムを整えたり、環境を変えたりすることで改善できることもあります。
次の対処法は、日常生活の中で、気軽にできるものになりますので、 空いたお時間などを使って、実践してみてみましょう。
◆首のストレッチ(左右)
首周辺やこめかみ、耳のまわり、後頭部周辺を動かしていき、血行不良で固まった筋肉をほぐしていきます。
①右手を左側の頭に添え、ゆっくり右側に倒す
②反対側も同じように行う
伸ばしている間は息を吐き、反対側の腕を伸ばし引っ張られるようにするとより伸びやすくなります。
また他には、手で頭を抱えて前後に傾ける方法も効果的です。
◆正しい姿勢を心がける
背筋をまっすぐにして、あごを引いた姿勢が理想です。
パソコン作業時やスマートフォン使用時には気を付けましょう。
また椅子に座るときには、脚を組まないようにしましょう。
また長時間座ることがある場合は、合間に立って、身体を伸ばしたりしてほぐしましょう。
◆首や肩を温める
首や肩まわり温めるようにしましょう。
入浴や温タオルなどで筋肉のこりや張りをほぐし、血行を促すことがおすすめです。
片頭痛の対処法・予防法
それでは次に「片頭痛」の対処法と予防法をご紹介します。
片頭痛の日常生活での対処法は、規則正しい生活を心がけることがあげられます。
◆冷やしたり押さえたりする
痛いところを冷やしたり、圧迫したりすることで周辺の血管が収縮するため、痛みがやわらぎやすくなります。
冷たいタオルなどを痛む部位に当てると、血管が収縮して痛みの軽減に役立ちます。
一方、入浴やマッサージなどは血管を拡張させるので、痛みが増してしまう可能性があります。
◆姿勢の改善
首のこりや片頭痛に関係する猫背の改善が頭痛の症状を緩和させる要因の1つになります。
◆睡眠をよくとる
不眠や寝不足が片頭痛を引き起こしている可能性がある場合は、眠ることで改善していくといわれています。
仕事中に痛みが起こった場合も、可能なら仕事の休み時間などで仮眠をとりましょう。
◆カフェインの入ったものを飲む
カフェインには血管を収縮させる働きがあるため、痛み始めにコーヒーや緑茶などのカフェインを含む飲み物をとると痛みが和らぐことがあります。
ただし、カフェインの過剰摂取は中枢神経系を刺激し別の不調を起こしてしまうことがあるため、とりすぎないように気をつけましょう。
イアス整骨院の【頭痛】
アプローチ方法
頭痛の原因は多岐にわたりますが、ここでは筋緊張性頭痛を対象とします。
筋緊張からきている頭痛であれば症状の緩和が期待できます。
筋緊張性の頭痛は不良姿勢などで頭部や首まわりの筋膜が緊張することで起こります。
後頭部にある後頭下神経や椎骨動脈の出口が背中・頚の筋肉に圧迫されることで頭痛を引き起こすとされています。
これらを効果的にほぐしてあげることで解消されていきます。
著者 Writer
- 大石 準一
(オオイシ ジュンイチ) - 【所有資格】 柔道整復師
【生年月日】 1973年
【血液型】 O型
【出身】 静岡県
【趣味】 アコースティックギター、ランニング (フル、5回出場)、温泉
【得意な施術】 スポーツ外傷・障害、筋膜調整、関節調整
◎◎ご来院されるお客さまへ一言◎◎
数ある整骨院の中からイアス整骨院をお選びいただいてありがとうございます。
当院は医療と代替医療をあわせ持つ整骨院です。
特にスポーツ外傷や長引くスポーツ障害。
薬や注射、電気などでなかなか改善しない症状をお持ちの方、ぜひ一度ご予約のうえご来院ください。
施術一覧
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交通事故施術
当院は交通事故で多い捻挫・打撲など軟部組織損傷の処置を得意としており、連携している病院の紹介や併院も可能です。
自賠責保険や交通事故に強い法律事務所の無料相談も対応可能です。
安心してお任せください。
保険施術
整骨院で保険施術を受ける際に、役に立つ情報をお伝えします。
ケガしてしまった、交通事故にあってしまった、というときに、保険施術を受ける際の流れについてもご説明します。
手技療法(関節包内調整)
手技療法とは、その行為を施術者の手で皮膚または衣服の上から行い、患者様の身体にさまざまな刺激を与えることです。
人間が本来持つ、病気やケガを治そうとする自然治癒力を活性化させる働きがあります。
INDIBA activ療法(温熱療法)
INDIBA activとは、スペイン製の高周波温熱機器です。
捻挫・肉離れ・骨折などに損傷直後から施術が可能です。
スポーツ選手の早期復帰から、日常生活での痛みの改善まで、幅広い効果が期待できます。
運動療法
当院のコンセプトとして「整えて機能させる」があります。
整えて、可動域が出てきたらその方に必要なエクササイズ、ストレッチなどのセルフケアを含む運動療法を提案し、段階的にサポートさせていただきます。
固定療法(ギプス・シーネ)
固定療法は、骨折など急性期の大きなケガに対して「安静」を保ち、回復を早める効果を発揮します。
完全に固定すると不便な方には、限定的に動きを制限しながらも痛みの出ない、再発の少ない固定もできます。
エコー検査機
超音波エコー検査は、レントゲンでは異常がみられない痛みなどに有用な検査で、子どもから高齢者まで安心して受けられます。
肉離れや捻挫、スポーツ障害などの症状を「見える化」し詳細に把握することができます。
体外衝撃波(ショックウェーブ)
体外衝撃波(ショックウェーブ)は、身体への負担が少なく、子どもから高齢者まで安全かつ有効な施術です。
今まで手術が必要だった病気に対して、手術をしない選択肢として世界中で使用されている実績があります。
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