院長挨拶

当院の強みは、整形外科で得た技術と知識を併せ持った施術者が、豊富な種類の施術から最適な施術をご提案できるところです。
代替医療として手術を行わなず解決法を模索し、徒手療法・物理療法・運動療法などを用いて患者様の症状を根本から改善することを目指します。

地域に根差す者として責任ある施術を患者様に行うことで、地域に貢献していくことが私の役割と考えます。
また敷居は低く技術は高い整骨院をモットーに、皆様に親しまれ頼られる整骨院である事が大切だと考えております。

接骨・整骨院は5万件を超え整体院などを含めると10万件を超えると言われております。
また、乱立が続き柔道整復師の本分たる外傷は忘れ、マッサージや骨盤や美容などに走る整骨院が散見されています。
利用者側に視点を変えると「何屋？」と思ってしまうのは仕方がないことだと思います。

私自身、整形外科や接骨院、免許を持つ前は整体院や温泉のマッサージに勤務した経験があります。

整形外科は医療機関ですので、簡単に言えば壊れたところを保険診療の範囲で医師が診断してくれ、病名・疾患名が付きます。
そしてその症状を緩和するための注射、お薬などが出て症状を和らげてくれます。
ご存じのように医療の最前線です。
リハビリ施設があるところもありますがそこまでやってくれるところは少数です。

整体院は背骨や骨盤を主体とした脊椎の整体を行います。
他にも日本では民間資格のカイロプラクティックやオステオパシーなどがありますがここでは割愛します。

整体は基本的に徒手により背骨や骨盤、筋膜を整えることで即時的に症状を緩和させたり中・長期的に不調を予防していこうとします。
その過程で筋肉の調整などをするのでマッサージなどもしてくれます。
基本的に民間の団体から資格や技術を取得します。
保険取り扱いはなく全額自費となります。

さて整骨院は骨折や脱臼、捻挫や肉離れ、靭帯や腱、筋肉など関節周囲にある軟部組織への施術が本分となります。
そもそもそうしたケガへの知識や処置、技術を習得した国家資格を持つ外傷のプロです。

保険の取り扱いは限定的になりますが日常のケガに対しては健康保険を使うことができます。
労災や交通事故の自賠責保険や損保会社の怪我保険なども使えたりします。

それぞれ、強い部分と至らない部分があります。

病院では不定愁訴的な原因のはっきりしない腰痛で病院に行っても、はっきりと壊れていなければよく診てくれません。
特に整形外科はレントゲンに異常が無ければそれ以上痛みがあっても診てくれないところがほとんどです。

当院の強みは医療としての分別と技術と知識を持ち、医療では賄いきれない部分に対応できることです。