ぎっくり腰の悩みをいつまでも
抱えていませんか?
重い物を持ち上げたときなど、突然腰に激痛が走り発症するぎっくり腰。
ぎっくり腰とは、体幹部分の急激な動作(曲げる、捻る、伸ばす)によって、関節や筋肉、筋膜が損傷され、 腰部に激しい痛みや、時には歩行困難を引き起こす急性外傷のことをいいます。
正式には「急性腰痛症」または「腰椎捻挫症」と言います。
その名の通り突然腰が痛くなる症状で、 ヨーロッパでは「魔女の一撃」と言われており、地方によっては、びっくり腰とか、ぎっくら腰とも呼ばれています。
ぎっくり腰は、日常の何げない動作をした時に、誰にでも起こりうるものです。
また、一度ぎっくり腰になってしまうと再発する場合もあるため、生活に支障をきたしてしまう場合もあります。
そして繰り返し起こると、重い病気になる危険性もあります。
こちらの記事ではぎっくり腰の原因や症状、また対処法や今後の予防法についてもお伝えします。
現在ぎっくり腰に悩まされている方はもちろん、今までにぎっくり腰を起こしてしまった方も再発防止に役立ててください。
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目次
こんなお悩みありませんか?
- 急にぎっくり腰になってしまった
- 腰に違和感がある
- ぎっくり腰の再発を防ぎたい
- ぎっくり腰はどれくらいで回復するか知りたい
ぎっくり腰の原因や症状について
ぎっくり腰のおもな原因
実はぎっくり腰は、はっきりとした原因が判明していません。
しかし、どのようなときに発症しやすいかなど、考えられる要因は多くあるため、ご説明していきます。
現在ぎっくり腰に悩まれている方は、ご自身に当てはまる要因がないかどうか、ご確認ください。
◆運動不足
運動不足の期間が続くと筋肉の柔軟性が低下し血流が悪くなり、ぎっくり腰を引き起こす要因になります。
◆過度な運動
例えば、登山や激しい運動をしたあとなどの過度な運動による下半身への疲労の蓄積が要因のひとつとして挙げられます。
これは、単純に疲労が蓄積しただけでなく、負荷の許容量を超えてしまったことによって起こると考えられています。
◆姿勢不良
「良い姿勢」と言われているものは、耳、肩、股関節の出っ張り、くるぶしの少し前が一直線になっている状態を指します。
この良い姿勢が日常動作などで崩れてしまい、悪い姿勢で腰に疲労が溜まった状態となることが要因のひとつとして考えられます。
◆ストレス
人間関係など生活で起こり得るストレスが、ぎっくり腰の要因になっているともいわれています。
自律神経のバランスが崩れたり、不安や抑うつ傾向にある方は、ぎっくり腰になりやすい可能性があります。
ぎっくり腰のおもな症状など
肉体労働者や運動不足の方、そして働き世代にもよくみられるぎっくり腰は、今や誰にでも起こりうる身近なものになっています。
次に、そのようなぎっくり腰の痛みの症状についてご説明します。
◆ぎっくり腰のおもな症状
・熱を持つ
・じんじんする痛み
・ぴりっと走る痛み
・筋肉がつっぱる感覚
・動いている最中、突然腰に激痛が走る
・カラダを後ろに反らせたり、おじぎをした時に痛い
・咳やくしゃみをすると痛い
など
ぎっくり腰は、発症から2週間程度で当初の痛みがある程度緩和する傾向にあります。
症状が強くなると、寝返りが打てなくなったり、歩きづらくなったりと日常生活に影響をおよぼすことがあります。
◆腰痛症状をもつ他の病気
腰に激しい痛みや熱感がある時にぎっくり腰だと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、他の症状の場合もあります。
下肢に痛みやしびれがある、感覚障害がみられる、力が入らない場合や排尿障害などをともなっている場合は、脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、脊椎すべり症、腫瘍なども考えられます。
●脊柱管狭窄症
背骨には、脳から続く神経である脊髄が通るトンネルがあり、これを脊柱管と呼びます。
脊柱管狭窄症とは、その脊柱管が狭くなり脊髄が圧迫され、腰の痛みや脚のしびれなどの症状を起こすものです。
長い時間歩くと症状がひどくなり、しばらく休むとまた歩けるようになるのが特徴の症状です。
おもに、中高年男性の方に多いです。
●腰椎椎間板ヘルニア
背骨の骨と骨の間にある椎間板から髄核とよばれる組織が飛び出して神経に当たり、手足の痛み、しびれなどの症状が出る病気です。
腰椎椎間板ヘルニアでは、お尻や脚の痛み、しびれや力が入りにくい症状の特徴があります。
おもに、若い世代の方に多くみられます。
●脊椎すべり症
脊椎すべり症は、椎間関節や椎間板というものがなんらかの原因によって変性することによってずれが生じる状態のことをいいます。
腰で生じることが多く、腰痛や下肢のしびれを起こします。
おもに、中高年の女性の方に多くみられます。
●内臓疾患
腰痛の原因の1つとして、内臓疾患などの重篤な病気が原因となっている場合もあります。
腰や背中に激痛が走ることがあるため、ぎっくり腰と勘違いされることがありますが、内臓疾患が原因だった場合は、姿勢を変えても痛みが変わらないという特徴があります。
痛みが出た場合は軽視せず、またご自身でご判断されることなく、早めに医療機関に行くことをおすすめします。
ぎっくり腰になりやすい方
次に、ぎっくり腰になりやすい方をご紹介します。
◆パソコンやスマホをよく使う
パソコンを使ったデスクワークが多い方や、リラックスした姿勢でスマホを使うことが多い方がなりやすい傾向にあります。
ぎっくり腰は長時間同じ姿勢を維持したあとの急な動作により発症しますが、パソコンやスマホを集中して使うことで、そのような状況になりやすいといえます。
また、前かがみや猫背の姿勢にもなりやすく、血流が悪くなり更にぎっくり腰になる可能性が高まります。
現代ではデスクワークの方が増え、身体を動かすことが減ってきているといわれています。
そのため若年層でもぎっくり腰を経験する方は増えてきており、若い方から高齢者まで幅広い方に起こりうる症状です。
◆野球やゴルフをよくする
スポーツでは、比較的腰をひねる動作が多い野球やゴルフをする方に発症が多くみられます。
ぎっくり腰の対処法と予防法
ぎっくり腰の対処法
次に、ぎっくり腰を発症してしまった際の対処法をご説明します。
ぎっくり腰は、発症してからの期間により対処法が変わります。
急性期(受傷直後)と慢性期(2~3ヶ月以上続く場合)があり、それぞれの対処法をご説明します。
◆急性期の対処法
●安静
ぎっくり腰の発症直後、痛みが強い場合には、腰に負担がかからない楽な姿勢をとるようにします。
横になって、股関節を曲げた状態で休むのが良いでしょう。
また、自己流のマッサージをすると症状の悪化につながる可能性があるため、行わないようにしましょう。
●冷やす
受傷直後は患部が炎症を起こしている状態のため、腰を冷やすと痛みや腫れなどの症状緩和に効果が期待できます。
ただし、冷やしすぎると凍傷になる可能性があるため、氷のうなどをタオルでくるんで、腰の上に置くなどして冷やしましょう。
1回につき15分ほど冷やすのがよいでしょう。
なお、膝を軽く曲げた状態の方が楽なので、伸ばすのは控えましょう。
ぎっくり腰の急性期には靭帯や筋肉の断裂によって炎症を起こしているケースが多いため、お風呂などであまり温めないように気を付けましょう。
◆慢性期の対処法
急性のものは、およそ1~3週間ほどで痛みや腫れは引くことがありますが、引き続きのセルフケアが大切です。
●温める
痛みによって身体を動かさない期間が続くと、筋肉の機能が低下し身体を動かしづらくなります。
温めることで筋肉をほぐし、患部の柔軟性を高め動かしやすくする効果が期待できます。
●適度な運動、ストレッチ
持続する痛みと筋肉を動かさないことが重なると、筋肉が緊張して血流が悪くなり、さらに痛みを長引かせる原因になります。
そのため、適度に身体を動かしたり、筋肉をほぐすストレッチや歩いたりして少しでも身体を動かしていく必要があります。
ぎっくり腰の予防法
次に、日常で行えるぎっくり腰の予防法についてご説明します。
股関節を意識しながらストレッチを日常的に行い太ももや股関節の動きを良くしていくことや、入浴により筋肉をほぐして柔軟性を高めていきます。
◆ストレッチ
[前太もものストレッチ]
①まっすぐ立った状態で、かかとをお尻に近づけるようにして膝を曲げる
②腰を反らさずにお腹に力を入れたまま、膝を後ろに引きながら、足のつけ根を前に突き出す
③そのまま呼吸を止めないで、20秒間キープする
また、片方の足も同様に行う
[ハムストリングス(後ろ太もも)のストレッチ]
①あお向けに寝た状態で足を軽く曲げて、太ももの裏を持って膝をお腹に近づける
②突っ張るところまで持ってきたら、息を吐きながら膝をできる限りまっすぐ伸ばす
③そのまま呼吸を止めないで、20 秒間キープする
また、片方の足も同様に行う
◆入浴
近年、入浴はさまざまな症状改善に取り入れられる予防方法のひとつです。
一日の終わりに十分な入浴をすることで、血流の促進やストレス緩和の効果が期待できます。
◆飲酒の翌日は安静にする
アルコールの主成分であるアセトアルデヒドという物質は、二日酔い症状の主要因ともいわれています。
アセトアルデヒドは、睡眠のサイクルを乱すとされていて身体の疲労が溜まりやすくなります。
すると疲労が抜けきらず、筋肉が硬くなりぎっくり腰の原因となる場合があります。
意識して安静を保ち、身体を休めることが大切です。
イアス整骨院の【ぎっくり腰】
アプローチ方法
急性のぎっくり腰はいわゆる「腰部の関節捻挫」とも言えます。
関節が強く引き伸ばされたり、小さな傷が生じたりしている状態です。
しかしながら、レントゲンを撮っても骨に異常が出ていることは少なく、痛みだけが激烈です。
しかも動けば動くほど段々と痛くなり終いには動けなくなってきます。
痛みの悪循環です。
熱感がある場合は筋膜性のぎっくり腰の場合が多く、熱感がなくて椎間関節が閉じるように痛む場合は椎間性のぎっくり腰なことが多くみられます。
つまり脊髄神経の後枝の内側枝の痛みなのですが、これが動けないくらい痛いのです。
もちろん横になって安静にしていてもよいのですが、その場合、痛みがなくなるまで1週間~2週間かかります。
どうしても動かなければならない方には、当院ではその刺すような痛みを消し、5分程度で緩和させることができます。
ぎっくり腰においては当院は特に力を入れており、さまざまな施術方法を模索して現在の施術法を練り上げました。
どうぞ期待してお越しください。
もうぎっくり腰を卒業されたい方もお越しください。
卒業する方法をお伝えします。
著者 Writer
- 大石 準一
(オオイシ ジュンイチ) - 【所有資格】 柔道整復師
【生年月日】 1973年
【血液型】 O型
【出身】 静岡県
【趣味】 アコースティックギター、ランニング (フル、5回出場)、温泉
【得意な施術】 スポーツ外傷・障害、筋膜調整、関節調整
◎◎ご来院されるお客さまへ一言◎◎
数ある整骨院の中からイアス整骨院をお選びいただいてありがとうございます。
当院は医療と代替医療をあわせ持つ整骨院です。
特にスポーツ外傷や長引くスポーツ障害。
薬や注射、電気などでなかなか改善しない症状をお持ちの方、ぜひ一度ご予約のうえご来院ください。
施術一覧
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交通事故施術
当院は交通事故で多い捻挫・打撲など軟部組織損傷の処置を得意としており、連携している病院の紹介や併院も可能です。
自賠責保険や交通事故に強い法律事務所の無料相談も対応可能です。
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保険施術
整骨院で保険施術を受ける際に、役に立つ情報をお伝えします。
ケガしてしまった、交通事故にあってしまった、というときに、保険施術を受ける際の流れについてもご説明します。
手技療法(関節包内調整)
手技療法とは、その行為を施術者の手で皮膚または衣服の上から行い、患者様の身体にさまざまな刺激を与えることです。
人間が本来持つ、病気やケガを治そうとする自然治癒力を活性化させる働きがあります。
INDIBA activ療法(温熱療法)
INDIBA activとは、スペイン製の高周波温熱機器です。
捻挫・肉離れ・骨折などに損傷直後から施術が可能です。
スポーツ選手の早期復帰から、日常生活での痛みの改善まで、幅広い効果が期待できます。
運動療法
当院のコンセプトとして「整えて機能させる」があります。
整えて、可動域が出てきたらその方に必要なエクササイズ、ストレッチなどのセルフケアを含む運動療法を提案し、段階的にサポートさせていただきます。
固定療法(ギプス・シーネ)
固定療法は、骨折など急性期の大きなケガに対して「安静」を保ち、回復を早める効果を発揮します。
完全に固定すると不便な方には、限定的に動きを制限しながらも痛みの出ない、再発の少ない固定もできます。
エコー検査機
超音波エコー検査は、レントゲンでは異常がみられない痛みなどに有用な検査で、子どもから高齢者まで安心して受けられます。
肉離れや捻挫、スポーツ障害などの症状を「見える化」し詳細に把握することができます。
体外衝撃波(ショックウェーブ)
体外衝撃波(ショックウェーブ)は、身体への負担が少なく、子どもから高齢者まで安全かつ有効な施術です。
今まで手術が必要だった病気に対して、手術をしない選択肢として世界中で使用されている実績があります。
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